「自由に使える意見文・弁論文・主張文」とは……「意見文」「弁論文」「主張文」と、名称はいろいろですが、そんなジャンルの作文が夏休みの宿題として課されることがあります。この課題で高評価を得ることは極めて簡単です。評価をするセンセイ方がどんなお考えをお持ちになられているのかを見極め、お喜びになられる方向性でやや堅めな文体で表現すればOKです。「意見文」「弁論文」「主張文」で学ぶことはただ一つ。自分が正しいと思うことを一方的に声高に叫ぶのではなく、何をどう書けば読み手・聞き手が喜ぶのかを、その評価から体感することなのです。 |
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■平和大好きのセンセイが評価をなさる場合の意見文・弁論文・主張文意見文・弁論文・主張文の定番テーマ筆頭といえば、「平和」についてです。センセイ方は平和がことのほか大好きでいらっしゃいますので、選ぶテーマとしては間違ってはいません。しかし、「平和」をテーマにすると、文章が抽象的になり、面白みに欠けるものになるのも事実です。 中途半端に読書をしている児童生徒にありがちなのですが、抽象的な文章をよしとする傾向があります。しかし、この抽象的な文章は、名前のある学者センセイや哲学者センセイだけに許された行為です。彼らの文章は、中身がどうであれ、その名前でありがたがられます。しかし、君たち児童生徒の文章は、名前でありがたがられるものではありません。 人は抽象的な話には興味を持ちません。具体的な内容にこそ、関心を示します。その点、平和な日本に住んでいるわたしたちには、戦争や内乱といっても、イメージがわきにくく、それは本で読んだり、テレビで見たりした二次的なものでしかありません。 お勉強のできる児童生徒はついつい選びたくなるテーマですが、テロに巻き込まれたとか、内紛地域で生活していたとか、よほどの事情がない限り、選ぶべきテーマではありません。
2008年の夏休みに、平和についての意見文・弁論文・主張文を公開しようと、あれこれ考えてみましたが、うまい具合に切り口が見つからず、翌年へと持ち越しになりました。平和に関する意見文・弁論文・主張文という縛りがある以外は避けるべきテーマなります。 「自由に使える意見文」使用条件
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