「自由に使える意見文・弁論文・主張文」とは……「意見文」「弁論文」「主張文」と、名称はいろいろですが、そんなジャンルの作文が夏休みの宿題として課されることがあります。この課題で高評価を得ることは極めて簡単です。評価をするセンセイ方がどんなお考えをお持ちになられているのかを見極め、お喜びになられる方向性でやや堅めな文体で表現すればOKです。「意見文」「弁論文」「主張文」で学ぶことはただ一つ。自分が正しいと思うことを一方的に声高に叫ぶのではなく、何をどう書けば読み手・聞き手が喜ぶのかを、その評価から体感することなのです。 |
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■空気を読む訓練、それが意見文・弁論文・主張文を書く真の意味なのです意見文・弁論文・主張文を文字通りに解釈すると、「自分の主義主張を文章化したもの」となります。 しかし、いくら自分の思ったことを書け、発表しろと言われても、それは建前に過ぎません。バカ正直に受け取ってしまうと、「空気の読めないヤツ」と判断され、悲惨な評価が待ち受けています。 意見文・弁論文・主張文にしろ読書感想文にしろ、「文章の訓練」というお言葉で表現なされるセンセイ方がいらっしゃいます。しかし、これは間違いです。原稿用紙3枚〜5枚の文章を書いただけで、文章が上達するはずもありません。文章を上達させるには何万文字、何十万文字と書かねばなりません。 君たち児童生徒に求められるのは、学校という場所で発表する文章には、何をどのように書けばいいかを常に意識し、察知する能力です。こういうお考えをお持ちになられていらっしゃるセンセイが評価されるのだから、こういうテーマを選び、こういう方向性で書けば高い評価を得られるということを理解することです。 学校には学校の空気があります。センセイ方の授業にもそれぞれ空気があります。その空気を読むことこそが、大切なのです。
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